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“BOSE IE2をゲット!”

少し前になりますが、知り合いのツテで”BOSE IE2 audio headphons“を頂きました。

ここ数年、スピーカーを通じて音楽を聴いている時間よりも、iPhone、iPodから音楽を聴いている時間の方が圧倒的に長く、音質など結構な比重を置いている部分です。

このIEシリーズはかなり前から販売されており、家電量販店などでも前面に出して販売されている有名な機種の後継機です。

現在、僕は”PHILIPS SHE9800“を使用しておりそちらとの比較です。

イヤホンやヘッドホン等は特に各メーカーの特徴・性格のようなものが音に現れやすく、その色で購入するか否かを決める方も多いと思います。最近は中価格帯のイアホンも増えてきており量販店でもiPodなどを持っていけばイヤホンの試聴をさせてくれ、自分のいつも聴いてる音を比較の対象に使えます。で、今回は、視聴をせずに手元に来たものなので非常に素直な感想だと思います。

まず装着感。BOSEのイヤホンはなぜか独特の装着感です。見た感じもちょっと不自然な角度で耳にねじ込む感じですが、BOSEのサイトを見てもそのようになっているので正しい装着法のようです。勿論新品でゴムの部分が馴染んでいないようですが、それにしても僕の耳には合いません。何かブカブカ。慣れれば平気なのかな。いまいち。

次に音の正確。以前PHILIPSを買うときに候補に上がったSHURE SE115。この時にSHUREを買わなかった理由として全体のバランスの悪さがあげられます。今回のIE2の音質もそれが目立ちます。BOSEっていうと豊かな低音というイメージがありますが、それをこの小さなユニットのイヤホンで再現するのは無理なのでは?というぐらい無理してる感じ。SHURE SE115のそれは

「ちゃんとした低音が出過ぎちゃってるのが残念!」

という感じでしたが、IE2は

「有りもしない低音域を捏造しちゃってて、残念…」

な感じ。

分かりづらいですね…噛み砕いていうと(あくまで僕の主観なので悪しからず)、SHURE SE115は高域・中域・低域の構成を間違えてしまった感じ。各素材は非常にいいんだけど配合するバランスが悪かったみたいな。対するIE2は

本来表現出来ていない低域を表面的な技術で補ってる感じ。いうなれば「若い子が車にウーファー積んでとりあえず低音出してりゃかっこいい」と思っているってところですかね。ブーストっていう言葉がぴったり。

やっぱり聞き比べると、PHILIPSの勝利です。

イヤホンて耳に近く、長時間接するものなのでかなり特徴がはっきりと分かってしまうもので、スペックだけで決められない部分が大きいですよね。

今回はあくまでイヤホンの比較であって、決してブランドを否定したということではないですよ?BOSEのQuietConfortは長時間搭乗する国際線で大活躍していますし、あれしてると機内で頭痛くなったりしないんです。自宅ではWave Music Systemを毎日使っているので、お世話になっているんですが。イヤホンの部分ではあまり好きになれないかな?